karate

前の先生は、男性だがやけにソフトな先生で、すぐに試合形式にしてしまうところがあったのだが、今回の先生は、とにかく基礎基礎基礎。

グローブをはめる時が無くて、ちょっとつまらないのでは？と思ったのだが、なんのなんの。


ひっじょーに礼儀作法に厳しい方なので、ちょっとの乱れも許さない。
技は、名前を覚えるの同様、形になるまで徹底的に仕込む。
「キアイーッ」の掛け声も、小さければ何度でもやり直させられる。

おかげで旦は、もんたよしのりの声になってしまうのではないか？と思うくらいに大声で叫んでいる。


だらけた事をするとすぐに退場させられてしまう、という張り詰めた空気なので、常識のある生徒達はホント必死である。


先生がこの女性になって、旦はめっきり変わった。
以前は、時々笑い転げたりしてハラハラさせられたが、今はまさにピシッ！としている。
オレンジベルトが泣かないレベルになって来た。


先生が変わったのは、良いことだった。


で、これは言にとっても嬉しいことだった。
レッスンの間、後ろで一緒にレッスンをしている彼は、終始グローブをはめていられるから（^^;)


レッスンの最後に子供達を集めて、先生は「誘拐・泥棒・事故」等の回避法を話すのだが、その間ずーーーっと考え事をしていたらしい旦・・・思いつめた表情でいきなり挙手をした。


大声で「先生は地面を砕くことが出来ますか？」


はぁ～っ？あ～っ？はぁ～っ？


その先のやり取りは聞こえなかったのだが、その晩旦は「あの先生ね、木をbreak出来るんだって！すごいよっ、すごいよねー！強いよねーっ！」


益々先生を偉大に思ったに違いない（笑）


女性の先生らしく、最後のクラスではポットラックパーティーをやるとの事。