ピッタリのサイズはいずこに？

先日、台湾人の友人Iから唐突に「足のサイズいくつ？」と問われた。


「なーぜー、この私に足のサイズを聞くぅーーーっ！」


とうろたえ、心で相手を攻め続けながらも正直に我がサイズを告げた。


すると、Iは


「それ、全然大きくないから。」と。



気付かなかった。
私に勝る大きさだったとは（嬉）。



そういう時の心の通じ合いたるや、さすが一応女同士。
散々、自国での苦労を、これでもかって程披露し合った。


インポート物ではないと、サイズが無い。
展示されていて良いなと思った靴でも、いざ自分のサイズを出してもらうと・・・・ボートに見える。


等など（悲哀）


で、結論、アメリカで一番嬉しいのは『靴のサイズが選り取りみどりな所！』
勿論アメリカの良い所はそれだけじゃないのだけれど、私達のような人間には、それ位サイズは死活問題。


「台湾での服のサイズはどうだった？」と、背の高いIに聞いてみると


「そーよ、これもよっ！サイズが無かったのよ全然！どれも手足が短いのよっ！」
「そうでしょ、そうでしょ～！おんなじよぉ。」


更にテンションが上がる私達。


同じ悩みを持って過ごしていた友を見つけ、狂喜乱舞で続ける私。


「おまけに肩幅が広いのもサイズが無くて困るのよねぇ～。ねねねねねぇ～っ」
すっかり同病感丸出し。



「あ”－、私にはそういう苦労はナイわ。」


ブツッ・・・・・痛みわけ話、終了。
寂しいじゃない、取り残さないでよ。



足の幅が狭く甲も平たく、極め付けに大足の私には、楽園のようなアメリカサイズ。


でも、でも、服のサイズは楽園とは行かない。


手足の長さこそ、良い感じではあるのだけれど。
ボトムスは、サイズ１でもゆるい。
トップスもまた、Sでは肩幅が引っかかる。

Mでも微妙


Lとなると・・・・肩幅が合っている分、身頃がダボダボ。


アメリカに来てから買った服は、全てルーズで、体が中で動いてしまい心地悪い。
夏物は良いが、冬物は非常につらい。



たまたま↑の会話を交わした日の午前中、すっかりくたびれたパジャマを新調すべく出かけた。

自分に合ったサイズの服が見つからないこの季節、服を選ぶという行為が苦痛ですらある。
思い切って、ティーンの売り場に行ってみた。


何となく、こっちの方が自分のサイズに合っている気がしてきた。
迷いつつも、ティーンサイズで一番大きい『XS』の上下を購入（しかも唐突に赤）。


風呂上りに着てみたところ

これ程までにピッチリと、私の体に沿う服（パジャマ）があったとはっ！と言う程しっくり来た。
隙間が無くて、暖かい。


ピッタリ度は満点だが、やはりそうなると、手足が少々つんつるてん。



『肩幅広く、手足が長く、体は肉なし、手足の末端薄っぺらく大きい』
こんな民族（部族？）の情報があれば、ぜひ知りたいものだ。