Dragonology

旦の友人数人が遊びに来ると、怒り出したい気持ちに駆られることが度々ある（実際、必ず数回怒るハメになる）。


先週思いっきり叱り飛ばした自分に反省し、今日は怒らずに穏便に済ませる方法を考えた。



まずは放課後グラウンドでしこたま遊ばせる（これは偶然の成り行きだったのだが）。



これはかなり効果的で、いつもならプレイルームが中庭に面している為か、部屋と外とを行き来しているうちに靴の脱ぎ履きも忘れてしまい（我が子は習慣で脱ぐが）、もう土足OK状態になってしまっていたのだが、今日は誰も外に出たいと言わなかった。



それでも、しばらくおやつを食べた後は、何かの拍子に家中を走り始める。



いつもの私なら、ここで必ずしかってしまうのだが、今日は一冊の本を与えてみた。



Dragonology



これはツチノコ同様、居るだろうと思われながらも見つからない『ドラゴン』に関する本。



先月のブックオーダーの際、旦がどうしても買って欲しいとねだったのだが、いつも注文する本よりもかなり高かった。
ダイブ悩んだのだけれど、お父さんのOKが出たので購入に至ったのである。



届いた本を見たとき、注文して良かった・・・と思った。



この本、本当に面白いの。
ドラゴンがどこに生息しているか、その種別やサイクル、骨格や筋肉のつき方、そして肌の感触までも分かる。



この本のおかげで、その後は地球儀を回しながら『熱いドラゴン議論』が展開され、私も一緒にページをめくりながら、一つ一つじっくりドラゴンについて話し合った。
（兄の時間の都合上）同席の言ちゃんも、時折ピントが外れつつも、議論に参加。



「今すぐに、ロンドンかグリーンランド、果てまたチャイナまでドラゴンを捕まえに行こうよっ！」
「捕まえたら、なんていう名前付ける？」
「そしたら僕達、ドラゴントレイナーだね！」



子供達が次々にイマジネーションを働かせて話を膨らませて行くのを聞いていて、とっても微笑ましく思った。
この子達、子供らしく育っているなぁ。



こういうプレイデートは、迎える側としても、とても気持ちの良い物だ。



ドラゴン好きのお子さんがいる方に、ぜひ勧めたい一冊。