青空のカリフォルニアから
by nakiwarai365
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2004年 09月 11日
4時から旦のお友達、インド人Rのお誕生日会に行ってきた。
RはKinderの時に同じクラスで、このSecond Gradeでまた同じクラスになれたのである。
夕方だから、十分時間があると思っていたのだけれど、Readingの学校に行ったり、プレゼントを買ったりしていたら、結構あっという間に時間が来る。
ついでに寄ったミツワでは北海道物産展が行われており、予定外のものまで購入してしまう始末。
思わず団子を買いあさる(何故に団子?)。
Party直前に、兄弟げんかの果てに旦が言の髪の毛に粘土をなすりつけ、事態は最悪。
時間無いのに、取れないじゃないの!
「Hairをカットすれば良いんじゃない?僕やるよ。」と犯人の旦。
粘土がべっとりついた部分は、丁度つむじ付近で、ここを全てカットしてはヨハネパウロ様になってしまう。
それは、言にとってまずかろう。
1時間弱粘土と格闘して、やっと綺麗になった(怒)
結局、なんやかんややっているうちにPartyの時間に10分遅刻してしまった。
慌てて会場となった屋内遊技場The Jungleに駆け込み、フロントへ。
前にここでのお誕生日会に呼ばれた時は、フロント前に大人数がたむろしていた。
だが、10分遅刻してしまったからか、受付前には人っ子一人居ない。
あ”~、やっちゃった・・・と思いながらフロントで「Rの誕生日に呼ばれた者ですが・・・」
「まだご両親が来ていないので、ここでお待ちください。」
来ていないってどういうことかな?
疑問に感じながらも、待つ。
それにしても、他の招待客もいない。
15分経過・・・
不安になってきた
もう一度フロントに行ってみる。
「今、ご両親にCallしたので、もうすぐ来ますよ」
あっ、やっぱり招待客と共に、今は遊技場内で遊んでいる最中だったんだ。
場内アナウンスが流されてこっちに向かう最中なんだな、と納得。
んがっ、その数分後、建物の入り口から現れるR一家。
Callって、家にだったのかっ!
えっと、今4時40分ですが。
彼らが私にかけた最初の言葉は、「待ってた?」
当たり前です、招待状には4時と書いてありました!(10分遅れましたが)
その後、示し合わせたように続々と登場する招待客のインド人達。
恐るべし、インド時間・・・
蓋を開ければ、旦以外は全てインド人。
R一家以外、誰一人として知り合いなし。
呼ばれた子供たちは全員家族で来ていたので、さらにインド度はあがる。
インド人30人近くの中に、日本人の旦・言・私・・・・
よせば良いのに、おしゃべり旦が、食事をしている最中に「Who's Indian?」などと叫んだ。
ザーッと、私たち以外の全ての挙手
さすがの旦も、素早い反応にひきつる(^^;)
誰かのお父さんが気を遣ってか、「みんなっ!旦が何人だか知っているか?彼は日本人だ!日本は、島なんだぞ!」と叫ぶ。
う~ん、どう反応すれば良いのやら。
微妙にオチが無い・・・(いや、全然無いか(^^;))
何だか面白い雰囲気になってきた~っ(笑)
さてろうそくを吹き消す前のBirthday Songだけれど、普通に歌って、普通に火を吹き消した。
何かいつもと違うなと感じたのは、主役のRが包丁を持ったままの状態で行ったこと。
火を吹き消した後、Rは自らケーキをカットし、右手でそのケーキを手づかみして母親に一口、父親に一口、妹に一口食べさせる。
周りのインド人たちは、これこそ最高の瞬間と言う感じで、もうカメラ・ビデオ撮影に盛り上がる。
私も、何だかつられて写真を撮りまくってしまった。
インドの誕生日の習慣は知らないが、多分こういう感じなんだろうと想像した。
だって、この儀式(?)の後は、皆フォークを使ってケーキを食べていたから。
いつもはラフな服装のRのお母様も、今日は鮮やかな黄色のサリーを巻いていた。
黒い肌にはっきりとした色はとてもよく似合っていて、別人のように本当に綺麗だった。
この後は、自由に室内遊技場で7時過ぎまで遊んだ子供たちだった。
子供たちは遊びつかれ、私はかねてから苦手に感じていた『インドなまり英語』の嵐に悩まされた時間だった。
いつになったら、この鈴が口の中を転がるようなインド英語に慣れるのだろう。
でも、とっても人なつっこい彼らに、私は居心地の良さを感じていたのも確か。
それにしても、インド時間の健在さには、怒るよりも「あっぱれ!」と苦笑してしまった。
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